理事長挨拶
医療法人聖佑会は「最先端の眼科治療をもっと身近な地域医療として広めること」を理念に、2014年に大阪府高槻市に発足した眼科日帰り手術を専門とする医療グループです。2024年4月現在は、難治性白内障手術や網膜剥離などの網膜硝子体疾患を中心に治療する「おおしま眼科クリニック」と、多焦点眼内レンズを用いた老眼治療の白内障手術、眼内コンタクトレンズ(ICL)を用いた近視矯正手術や眼瞼下垂などの眼形成手術を得意とする2018年開設の「おおしま眼科八尾クリニック」および2021年開設の「おおしま眼科松原クリニック」から構成されています。今年の2月で法人設立して十年という節目になりますが、昨年一年間のグループ全体の手術件数は約5000例を数えました。その中には緊急性を要する手術も数多く含まれており、診断と治療の迅速性と確実性をモットーにスタッフが一丸となって頑張ってきた結果、いずれの専門クリニックともに地域の眼科医療の中核的な役割を担っています。とりわけ、八尾院では白内障だけでなく、ICL近視矯正手術や高度な技術を要する網膜剥離などの網膜硝子体疾患の日帰り手術を専門としている特殊性もあって、遠方からお越しの患者さんも少なくありません。
本年4月より新たに小島医師が診療に加わりました。小島医師は斜視・弱視のエキスパートであり、小児眼科を得意とする小島医師は「このクリニックを地域の皆さんから信頼される南大阪地区の眼科医療の中核施設としてさらに発展させたい」という並々ならぬ強い情熱を抱いていますので、その気持ちに応えるべく、小児の近視・弱視治療、オルソケラトロジーによる学童期の近視治療に力を入れながら、新たに眼科手術のスペシャリストである元多根記念眼科病院長の櫻井医師を招聘し、白内障手術や眼瞼手術のみならず、網膜剥離などの緊急性の高い病気の治療も積極的に受け入れる体制を整え、最新鋭の設備と経験豊富な医療チームスタッフを揃えました。そして、私自身もこの最先端の眼科クリニックでの診療と手術に携わり、小島医師、櫻井医師と協力し、一般的な眼科疾患も幅広くカバーしながら、外来診療と手術の両面で専門性を高め、どなたからも頼りにされるような眼科クリニックを継続してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。