はじめての方へ
当院をはじめて受診する場合は予約制ではありませんので、受付時間内にお越しください。他の医療機関からの紹介状をお持ちの方は、緊急度に応じて優先的に検査・診察させていただくことがあります。一方、再診は予約制となっており、詳しくは「外来のご案内」をご覧になってください。
院長からのお願い
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当院は白内障や網膜硝子体疾患の日帰り手術を専門にしているクリニックのため、手術目的の初診患者や網膜剥離などの早急に治療が必要な比較的に緊急性の高い患者さんの紹介受診が少なくありません。そのような患者さんが現れた場合、緊急度に応じて優先に検査・診察させていただき、場合によっては緊急手術となることもあります。
重症な患者さんが複数名いた場合では、一般初診患者さんの待ち時間がどうしても長くなりがちで、とりわけ、院長一人だけでの診察日では待ち時間が数時間にもなる恐れがありますので、受付の時点で上記ご事情を説明させていただき、そのまま当院でお待ちいただくか、他の近隣施設への受診のご選択を提案させていただくことがありますので、ご理解ください。 -
他施設での治療に関するセカンドオピニオン相談や一般的な眼科疾患に関する電話によるお問い合せは、毎日の外来診療および手術治療などの院内医療業務に支障をきたす恐れがありますので、固くご遠慮させて頂いております。セカンドオピニオン相談に関して、詳しくは「セカンドオピニオンについて」をご覧になってください。
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コンタクトレンズ処方については、当院は近視治療目的のオルソケラトロジーや円錐角膜などの角膜疾患に対する特殊ハードコンタクトレンズの処方を中心に取り組んでおり、一般的な近視矯正のコンタクトレンズ処方は限られた日時しか行っておりません。とりわけ、未経験者の方は度数合わせや装用訓練に時間がかかりますので、初診にて適正検査を行ったうえ、予約制となっておりますので、事前にご理解のうえ、ご来院ください。
お持ちいただくもの
- 健康保険証
- お薬手帳(お持ちでない場合は、お薬をご持参ください)
- 各種医療受給者証(公費負担を受けられている方は、公費受給者証をお持ちください。)
- 紹介状(今まで他の医療機関にて通院していた方は、可能な限り紹介状をご持参ください。)
◆個人情報の取扱いについて
当クリニックでは皆様の個人情報について正確かつ最新の状態を保ち、適切に保護し管理を行い、皆様の個人情報の漏洩、紛失、破壊、改ざんまたは皆様の個人情報への不正なアクセスを防止することに努めています。
診療時間
診療受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00-11:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / |
14:30-17:00 | ● | ● | / | ▲ | ● | / | / |
セカンドオピニオンについて
当院は白内障や網膜硝子体疾患の日帰り手術を専門にしているクリニックであり、手術目的の初診患者や紹介患者が多いため、他院での治療に関するセカンドオピニオンや一般的な眼科疾患に関する電話によるお問い合せは、毎日の外来診療および手術治療などの医療業務に支障をきたす恐れがありますので、固くご遠慮させて頂いております。
当院以外の医療機関(前医)で継続加療中もしくは加療後の疾患についての診断、予後や今後の治療方針について、当院医師の意見や助言・判断を求める場合、いわゆる「セカンドオピニオン相談」となります。セカンドオピニオン相談は「自由診療」で行うもののであり、健康保険は使用できません(国内外の公的医療機関の標準的な規定に準ずる)。また、上記の事由によるセカンドオピニオン相談の場合、患者様のこれまでの検査結果や治療経過をできるだけ詳細に把握する必要がありますので、予め前医からの診療情報提供書や各種検査資料等(主資料)を必ずお持ちください。ご相談当日には、本来のセカンドオピニオン相談では行う義務はないが、当院でも必要な検査と診察を再度行い、当院でのご相談の結果に基づき、患者さん今後の治療に対して最良の方法を自ら選択して頂くことが望ましいです。
セカンドオピニオン相談の結果については、主治医の先生への紹介報告書として作成し、主治医の先生宛てに直接郵送させていただきます。患者様ご本人やご家族へのアドバイスを行いますが、診断書や証明書は発行致しませんので、予めご了承下さい。
また、担当医もしくは前医による診療情報提供書や各種検査資料等のご準備がなく当院を初診されても、セカンドオピニオン相談と判断させて頂いた場合には、当日の院長の診察を受けて頂けません。その場合では、後日の相談予約と主資料準備をよろしくお願いします。現在当院では院長の外来受診患者や手術紹介患者の検査や診察などで大変混雑しており、長待ち時間でご不便をおかけしますが、セカンドオピニオン相談の趣旨をご理解頂けますようによろしくお願いします。
なお、下記の場合はセカンドオピニオンが提供できません。
- 診療情報提供書や検査資料等を持参できない場合
- 医療訴訟や医療苦情に関する相談
- 医療費の内容や医療給付に関わる相談
- 特定の医師・医療機関への紹介を希望される場合
- 相談内容が当院の専門外である場合
外来案内
再診は予約がとれます。前日までにお電話ください。
外来診療の受診時間の集中による混雑を緩和するために、再診を予約制とさせて頂いております。診察券をお持ちの方は再診予約をお取りできますので、再診予約された日以外に臨時に受診をご希望される場合でも、お手数ですが、前日までにお電話で予約変更等を行うようにお願い申し上げます。
また、予約外の再診受付は診療時間の30分前に終了致します。(当日の予約はお取りできません。)緊急を要する場合を除き、予約患者や紹介新患が優先となり、予約外の再診では検査や診察までの待ち時間がかなり長くなりますので、ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
診療の流れ
眼科における診療の流れは次のとおりです。
治療の流れについて
診療受付
保険証の原本をご持参ください。保険証が確認できない場合には自費診療となりますのでご了承ください。そのほか、お薬手帳、各種医療受給者証、紹介状をお持ちの方は、合わせて受付でご提示をお願いします。
問診
現在どのような目の状態でお困りなのかをお伺いします。診療を行うために必要な情報(既往症や今かかっている他の病気、今使っている薬、アレルギーの有無など)についてもお尋ねします。
眼科検査
各眼科疾患に応じて、視力検査、屈折検査、眼圧検査、角膜形状解析検査、視野検査、眼底カメラ撮影、三次元眼底断層撮影検査、などの多くある検査のうち、診断と治療の判断に最低限に必要な検査だけをまず行います。これらの検査は専門の検査員によって行われます。
診察
上記の各種検査の結果と、専門医師が行う細隙灯検査、眼底検査検査結果を元に、医師から検査データを患者様ご本人やご家族に提示し、現在の目の状態や病気の診断結果について詳しく説明を行います。
追加検査および治療
治療方針を決めるうえで、場合によっては、さらに蛍光眼底造影検査や眼超音波検査などの追加検査を行って、考えられる治療方法の選択肢をご説明いたします。このうち最も適当と思われる治療法をご案内し、治療をどう進めていくかについてご相談をします。決定した治療方針に基づいて治療を行なっていきますが、経過を見ながら治療方法を変更していく必要がある病気もありますので、再診日(予約)には可能な限り診察にお越しください。
会計
お会計を済まされてお帰りの際には次回の再診予約、院外処方箋および受診明細をお渡し致します。
よくあるお問い合わせ
準備していったほうがいいことがありますか?
現在の症状がいつから発症して、どのような経過をたどっているかを正確に病状を把握する為に、これまで受診された医療機関からの紹介状や診療情報提供書をご持参頂くことをおすすめします。眼科未受診の方はそのままご来院頂けます。
他に今までにかかった病気があれば、どの医療機関で治療を受けたかや治療内容も含めて問診で教えていただけると、病気の同定や治療方法を検討するときの大きな手助けとなります。現在使用している薬の内容をお伺いすることがありますので薬剤情報の用紙をご持参いただけると薬を正確に把握できます。
現在使用中のメガネをご持参いただけましたら、目にあっているかを検査することができ、目の疲れや視力不良の原因になっていないかチェックすることができます。
眼底の病気が疑われる場合は、瞳孔を開いて眼内を詳細に検査することがあります。瞳孔を開くと光が眼の中にたくさん入るためにまぶしくなったり、調節力が低下して近くの字が見づらくなったりします。瞳孔を開く検査が予想される場合、帰りの運転は危険ですので、車やバイク等を運転しての来院はご遠慮ください。また、サングラスをご持参いただくとお帰りの際のまぶしさが軽減されます。
予約はどのようにして取りますか?
はじめての受診の方は予約はできません。受付時間内にご来院ください。他の医療施設からの紹介状をお持ちの方は、恐れ入りますが、診察日や時間帯のご案内をさせて頂きますのでお電話でご確認ください。疾患によっては、曜日が決まっている特殊検査が必要となる場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。
再診の方は診察終了後に次回の予約をお取りいたします。なお、予約時間は検査開始の目安であり、診察開始時間ではございませんので、検査終了後も診察までに暫く待ち時間を頂いておりますことをご了承ください。また、診察までには上記のように問診、検査などがあります。眼科の検査は種類や数が多く時間がかかります。また、瞳孔を開いて検査を行う必要がある病気の場合、瞳孔を開くための点眼を行ってから瞳孔が開いて検査ができるようになるまでに15~20分ほど必要です。診療受付から診察や会計が終了するまでには、瞳孔を開く検査がなくても30分から1時間くらいかかると予想されます。瞳孔を開いての検査や手術前の詳細な検査や説明が必要な場合には、検査と診察の順番が前後する場合があり、所要時間が1~2時間くらいかかります。また、初診で手術のご希望でのご来院の場合、手術のための検査や説明を1日で終わらせるためには3時間前後かかる場合もありますので、時間には充分な余裕をもってお越しください。
眼科疾患・治療
外来治療
当院では、下記のような専門性の高い外来治療が可能です。
レーザー治療
[適応疾患]
糖尿病性網膜症、網膜静脈分枝閉塞症、網膜中心静脈閉塞症、網膜裂孔などの眼底疾患、緑内障、後発白内障など
網膜光凝固
網膜光凝固では、点眼麻酔後、網膜の疾患部位にレーザを照射して熱凝固させ、病気の進行を抑制する治療を行います。
後発白内障
白内障手術の合併症に人工レンズをつつんでいる嚢が濁ってくる後発白内障があります。この濁りをヤグレーザーで取り、再びよく見えるようにします。レーザーは嚢にあてるので、痛みはありません。
眼内注射
硝子体内薬物投与
眼の中にVEGF(血管内皮増殖因子)などの物質がたまることで起こる病気に対して、その活動性を失わせる抗体を眼球内に注射します。加齢黄斑変性症、近視性脈絡膜新生血管、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、糖尿病黄斑浮腫、血管新生緑内障に対して治療を行っており、当院では患者様の状態に応じてルセンティス、アイリーア、バビースモ、ベオビュの4種類の抗VEGF中和抗体を使い分けています。
[抗VEGF療法]
- ルセンティス硝子体内注射
- アイリーア硝子体内注射
- バビースモ硝子体内注射
- ベオビュ硝子体内注射
ステロイドのテノン嚢下投与
黄斑浮腫とは、視力に最も重要な黄斑がむくむ状態であり、黄斑浮腫を起こす病気には糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、ぶどう膜炎などがあります。ステロイド(副腎皮質ホルモン)には、血管からの液体成分の滲み出しを減らし、黄斑浮腫を減らす効果があることが知られています。当院ではステロイド薬(マキュエイド)を眼球内に注射することで、黄斑浮腫の治療を行っています。
病気の種類によっては、抗VEGF中和抗体およびステロイド薬の両方が治療の適応になる場合があります。その場合にはそれぞれのメリット・デメリットをご説明の上、個々の患者様に最適な治療法をお選びいただくことができます。