インテンシティー(Intensity Lens)はHanita Lenses社から2020年7月年に発売され、日本でも9月より取扱いが始まったレンズです。このレンズは5つの距離に焦点を合わすことができる5焦点眼内レンズであり、日常のあらゆる活動をカバーできるようになりました。
インテンシティー レンズの特性
このレンズの一番の特徴は遠方、遠中、中間、中近、近方の5つの距離に焦点を合わすことができる5焦点眼内レンズであるということです。それにより従来の回析型2焦点や3焦点眼内レンズでは苦手としていた遠方~中間、中間~近方の距離にも焦点を合わすことができるようになりました。
そして、最適化された光エネルギー配分により光エネルギーのロスが6.5%と他レンズに比べ少なく、効率よく眼内に光を取り入れることが可能となります。さらに瞳孔径に応じて最適な配分になるように作られています。また、レンズ構造上グレア・ハローの影響も少ないことも大きな特徴の1つと言えます。
インテンシティーレンズの特徴
- 遠方、遠中 中間、近中、近方の計5つの距離に頂点がある
- 少ない光エネルギーロスによる光配分の最適化
- ハロー・グレアの軽減
- 5焦点によりあらゆる生活をカバーできる
レンズの見え方の違い
光効率を最大限に使用し、最適化されたエネルギー配分によりあらゆる距離で良好な結果となっています。